GELATOMachine

ジェラート
機械コンシェルジュ

ジェラートマシン

職人の道具としての「機械」コンシェルジュ

機械は職人の思想を効率的に実現するための素晴らしい道具です。特定のメーカーの機械でなければ美味しいジェラートはできないと考える方もいらっしゃいますが、私たちの考え方は違います。なめらかさに代表されるようなジェラートの構造は、職人のレシピ構成やオペレーションの工夫で調整可能な部分がたくさんあります。

開業に必要なフリーザー、パステライザー、ショーケース等から備品・消耗品まで、ジェラート職人の視点で最適な構成をご提案し、導入をサポートします。機械選びにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

ジェラートの工程と必要な機械の説明

ジェラート作りは、緻密な計算に基づいた「熱」と「冷却」のコントロールプロセスです。それぞれの工程には明確な目的があり、それに最適化されたマシンを使用することで、素晴らしい滑らかさと豊かな風味が生まれます。

ジェラート製造工程と使用マシンの役割

配合・混合(ミキシング)

1.配合・混合(ミキシング)

目的:素材のバランスを整え、分子レベルで均一な状態を作る。

1グラム単位で精密に計量した糖分、脂肪分、水分などを混ぜ合わせます。ここで素材の組織を適切に壊し、繋ぎ合わせることが、最終的な口どけを左右します。

使用マシン:ハンドブレンダー / ロボクープ

注釈:脂肪球を微細化して「乳化」を助け、フルーツの繊維などを滑らかに潰します。

殺菌(パステリゼーション)

2.殺菌(パステリゼーション)

目的:衛生状態を確保し、素材を完全に溶解・結合させる。

混合したベースを65℃〜85℃で加熱します。単なる消毒ではなく、熱によってタンパク質や糖分を完全に溶かし、安定した液体へと変化させる工程です。

使用マシン:パステライザー

注釈:加熱と撹拌を同時に行います。一体型の場合は、このシリンダー内で加熱後すぐに冷却へ移行します。

熟成(エイジング)

3.熟成(エイジング)

目的:水分と脂肪分を安定させ、組織を「寝かせる」。

4℃前後で数時間〜一晩寝かせます。水分がタンパク質にしっかり抱き込まれ、脂肪球が安定することで、滑らかで離水しにくいジェラートになります。

使用マシン:パステライザー(熟成機能付き) / 専用エージングタンク

注釈:分離型の場合、専用のタンクでじっくり時間をかけて熟成させます。

冷却・撹拌(フリージング)

4.冷却・撹拌(フリージング)

目的:液体を冷やしながら空気を抱き込ませ、固形化する。

熟成したベースを冷やしながら激しく撹拌します。微細な氷の結晶を作りつつ、適切な量の空気を取り込むことで、ジェラート特有のテクスチャーが生まれます。

使用マシン:フリーザー

注釈:垂直型は職人の手作業によるアレンジがしやすく、水平型は滑らかさを安定して生み出します。

急速冷凍(ショックフリーズ)

5.急速冷凍(ショックフリーズ)

目的:できたての微細な組織を瞬時に「固定」する。

フリーザーから出した直後のジェラートを一気に-30℃以下まで冷やし込み、氷の結晶が大きく育つのを防ぎます。

使用マシン:ショックフリーザー

注釈:実は「翌日も美味しいジェラート」を作るための必須工程です。

保存・陳列

6.保存・陳列

目的:理想の温度と鮮度を維持し、お客様に届ける。

完成したジェラートを適切な温度帯で管理します。

使用マシン:ショーケース(Pozzetti または ガラスケース)

注釈:ポゼッティは「守り」、ガラスケースは「攻め」の役割を果たします。

ジェラート作りは、「配合(ブレンダー)→ 殺菌・熟成(パステライザー)→ 凍結(フリーザー)→ 鮮度固定(ショックフリーザー)→ 提供(ショーケース)」という完璧なリレーによって完成します。

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